さんぴん茶
建築リフォーム事業部 三宅です。
10月になり、朝晩は過ごしやすい気候ですね☺
さて、さんぴん茶とジャスミン茶の違いって知ってますか?
沖縄の人々に愛飲されている「さんぴん茶」
沖縄では、緑茶のようにスーパーやコンビニなどでも入手できる身近なお茶で、華やかなジャスミンの香りが特徴です。
今回は、そんなフレーバーティーである「さんぴん茶」の特徴や味に加えて、名前の由来やジャスミン茶との違いについて解説します。
さんぴん茶とは?
さんぴん茶とは、沖縄では日常的に飲まれている、さっぱりとした味わいのお茶です。
沖縄以外の地域では見かける機会が少なく馴染みの薄いお茶かもしれません。
ラフテーやアンダンスーなどのこってりとした沖縄料理や、サーターアンダギーなどの沖縄菓子とも相性がよいことから、
沖縄ではウーロン茶や緑茶よりもよく飲まれているんですよ。
さんぴん茶の特徴はなんといっても、一口飲んだときに口いっぱいに広がるジャスミンの香り!
食事中もティータイムもリフレッシュさせてくれる風味は、沖縄で暮らす人々にとって欠かせないものになっています。
さんぴん茶の由来
かつて沖縄を含む日本の南西諸島を統治していた琉球王国は、中国をはじめとする東アジア諸国との貿易が盛んでした。
なかでも親密だった中国からは優れた交易品が多数持ち込まれ、その中のひとつにジャスミン茶がありました。
こうして沖縄の地に持ち込まれたジャスミン茶は中国語の俗称「香片(シャンピエン)」が由来となり、沖縄の方言で「さんぴん」と呼んだのがさ
んぴん茶のはじまりだったのではないかと言われています。
さんぴん茶とジャスミン茶の違い
さんぴん茶とジャスミン茶は味わいがよく似ていて、基本的には「同じお茶」という見方がありますが、
使用される茶葉が異なることもあります。
ベースの茶葉の違いについて
ジャスミン茶については使用される茶葉に決まりがありません。
さまざまな茶葉をベースにして作られたものが出回っていますが、一般的には不発酵茶である「緑茶」にジャスミンの香りを付けて作られます。
ここで言う緑茶は、釜炒りして作られる中国の緑茶を指し、日本の香り高く青々とした風味のあるものではありません。
中国の緑茶はまろやかで主張が控えめなので、ジャスミンの香りや味わいが引き立つのです。
一方、さんぴん茶は半発酵茶である「ウーロン茶」をベースにジャスミンの香りを付けるのが一般的です。
ジャスミン茶について
ここでジャスミン茶についても少し触れておきましょう。
一口にジャスミン茶と言っても、使用する「花の種類」や「茶葉の種類」
「製法」や「ランク」によっても細かく呼び名が分かれています。
そんなジャスミン茶の中でもさんぴん茶の元になったのは、先ほどもお伝えした「香片」と呼ばれるものです。
こちらは、台湾を主な産地とするウーロン茶をベースにしたジャスミン茶を指します。
そういったことから、さんぴん茶のベースはウーロン茶が一般的となっているのです。
結果的に、緑茶ベースか ウーロン茶ベースかと言う事みたいですね☺
個人的には、変わりが全くわかりません(笑)
ではまた次回 👋