新しくお札になった人💴
皆様、お久しぶりです。
建築リフォーム事業部 三宅です。
新しい日本銀行券には
1万円札 表「渋沢栄一」裏 東京駅(丸の内駅舎)
5,000円札 表「津田梅子」裏 フジ(藤)
1,000円札 表「北里柴三郎」裏 富嶽三十六景(葛飾北斎)
今回紙幣を新しくバージョンアップするのは、新たな偽造防止対策とユニバーサルデザインを導入するためなのだとか。
日本の紙幣はこれまでにも約20年ごとにデザインを変更されており
どれも偽造防止対策がその主な理由なのだそうです。
◆新1万円札は近代日本経済の父「渋沢栄一」
渋沢栄一は、“近代日本経済の父”と呼ばれる埼玉県深谷市出身の実業家です。NHKの連続テレビ小説「あさが来た」で、主人公 あさに銀行経営の
方法を教える役として、三宅裕司さんが渋沢栄一役を演じました。明治~昭和初期にかけて活躍し、彼が関わった事業は全部で500にも上るとい
われています。とくに有名なのが、みずほ銀行の前身となる日本発の銀行「第一国立銀行」を作ったことでしょう。「東京証券取引所」
「東京商工会議所」の前身も作っており、日本に当時近代国家といわれたヨーロッパなどの経済制度を導入した重要な人物です。
◆新五千円札は現・津田塾大学創設者の「津田梅子」
津田梅子は、日本の女子教育に尽力し、女子英学塾(のちの津田塾大学)を設立した人物です。NHKの大河ドラマ「八重の桜」で、
大山捨松の友人として河北麻友子さんが演じており、「花燃ゆ」では知花くららさんが娘たちに踊りを教える役として、
津田梅子を演じました。東京都新宿区で生まれた彼女は、6歳のときに岩倉使節団に入り、
女子留学生としてアメリカで11年間暮らしたとされています。その後、もう一度アメリカに渡って生物学を学んだ後、のちの津田塾大学となる女
子英学塾を創立しました。
◆新千円札は日本の近代医学の礎を築いた「北里柴三郎」
北里柴三郎は、ジフテリアと破傷風の抗血清開発など、細菌学の分野でさまざまな功績を上げ、近代医学の礎を築いた細菌学者です。
熊本医学校(現在の熊本大学医学部)・東京医学校(現在の東京大学医学部)で医学を学んだ後
内務省衛生局に入りドイツへ留学するなど医学に精通していました。彼は、病気を事前に防ぐ「予防医学」を重要視しており
破傷風菌の培養に成功した後、血清を作り出したり、香港で蔓延したペストを調査するため現地に赴いてペスト菌を発見したりと
細菌学の観点から病気を予防することに尽力しました。生涯でいくつもの研究所や病院の設立に携わり、院長も務めています。
ちなみに。
今回選ばれた渋沢栄一は、過去にひげがないため肖像画が複雑にならない、
という理由で紙幣の肖像から落選してしまったことがあります。
肖像画が偽装防止に深く貢献していること、そして現在は偽装防止技術がさらに磨かれたことがうかがえますね。
福沢諭吉さんも髭がなかったような。。。。。。🤔
ちなみ、歴代のお札になった人は18人だそうです。
僕の、覚えてるお札の人は
夏目漱石 1984年に発行開始の日本銀行券1,000円券に描かれた夏目漱石。
新渡戸稲造 1984年に発行開始の日本銀行券5,000円券に描かれました。
福沢諭吉 1984年に発行開始され、現在も使われている日本銀行券10,000円券に印刷された福沢諭吉。
紫式部 現在は発行されていない、日本銀行券2,000円券に印刷された紫式部。
野口英世 2004年に発行開始し、現在の1,000円札の顔である野口英世。
樋口一葉 2004年に発行開始し、現在の5,000円札に描かれている。
ですかね。。。。
1万円が聖徳太子だったり、100円、500円が紙幣だったのも記憶にないです。
約20年に一度紙幣が変更されるとの事ですが、次はだれになるんでしょうかね。
では、またお会いしましょう。